名誉毀損 : 表現の自由をめぐる攻防
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名誉毀損 : 表現の自由をめぐる攻防
(岩波新書, 新赤版 1186)
岩波書店, 2009.5
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メイヨ キソン : ヒョウゲン ノ ジユウ オ メグル コウボウ
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326.25/Y19110022645
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081-I95-R118610009002458
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主な参考文献: 巻末p7-11
Description and Table of Contents
Description
名誉権と表現の自由は時として衝突する。そのせめぎあいをどう調整したらよいのか。インターネット上の誹謗中傷や、損害賠償の高額化といった新たな問題をどのように考えるのか。七つの事件をたどりながら、名誉毀損をめぐる法的な枠組みを分かりやすく解説。表現の自由が危機にあるという問題意識から、今後の裁判のあり方を考察する。
Table of Contents
- 第1章 名誉毀損とは何だろうか
- 第2章 表現の自由をめぐる攻防(現職の総理が小出版社を訴えた—森喜朗首相対雑誌『噂の真相』事件;意見が名誉を毀損したら—長崎教師批判ビラ事件;ネット上の中傷をどうするか—動物病院対2ちゃんねる事件)
- 第3章 判例の枠組み—「相当性」の基準とは何か(事実を真実と信じたことに「相当の理由」があればよい—「署名狂やら殺人前科」事件;刑事事件でも「相当性」の基準が使われる—『夕刊和歌山時事』事件)
- 第4章 名誉毀損の救済手段とは(事前差止めはどんなときに認められるか—『北方ジャーナル』事件;損害賠償が高額化する—女優X氏対『女性自身』事件)
- 終章 名誉毀損裁判のこれから
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