和歌とは何か
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和歌とは何か
(岩波新書, 新赤版 1198)
岩波書店, 2009.7
- タイトル別名
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和歌とは何か
- タイトル読み
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ワカ トワ ナニカ
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注記
主要参考文献: p237-242
索引あり
内容説明・目次
内容説明
たった三十一文字の歌のなかに、枕詞や序詞など、無用ともみえるレトリックが使われる理由とは?答えのカギは、「演技」という視点にあった—。身近な疑問を入口に、古典和歌の豊富な具体例をあげながら、千三百年も続いてきた文学形式の謎に真っ向から取り組む。歌の言葉と人が生きることの深いかかわりを読み解く、刺激的な一書。
目次
- 和歌は演技している
- 1 和歌のレトリック(枕詞—違和感を生み出す声;序詞—共同の記憶を作り出す;掛詞—偶然の出会いが必然に変わる;縁語—宿命的な関係を表す言葉;本歌取り—古歌を再生する;和歌的レトリックとは何か—まとめの講義)
- 2 行為としての和歌(贈答歌—人間関係をつむぐ;歌合—捧げられるアンサンブル;屏風歌・障子歌—絵と和歌の協和;柿本人麻呂影供—歌神降臨;古今伝授—古典を生き直す)
- 和歌を生きるこということ
「BOOKデータベース」 より