男性学
著者
書誌事項
男性学
(新編日本のフェミニズム, 12)
岩波書店, 2009.12
- タイトル別名
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Feminism in Japan
- タイトル読み
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ダンセイガク
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注記
その他の編者: 伊藤公雄, 伊藤るり, 井上輝子, 上野千鶴子, 江原由美子, 大沢真理, 加納実紀代
参考文献: 論末
参考文献・読書案内: p24-28
出典一覧: p325-327
収録内容
- 男性学・男性性研究の過去・現在・未来 / 伊藤公雄 [執筆]
- 男の子リブのすすめ / 橋本治 [執筆]
- 『メンズ・ノンノ』『ポパイ』『ホットドッグ・プレス』が男の不幸を象徴している! : 今の男たちに必要なのは、女たちなどよりも、徹底的な孤独なのだ! / 山崎浩一 [執筆]
- 独身差別に怒る / 海老坂武 [執筆]
- 「リアルマン」って、どんな奴? / 細谷実 [執筆]
- 男の性もまたひとつではない / 伊藤公雄 [執筆]
- 抑圧された男性 / 渡辺恒夫 [執筆]
- 「男」と「非男」 : 性差による言葉のポリティクス / 蔦森樹 [執筆]
- 「戦争と性」にまつわる神話 : 兵士は殺し殺されるために女を犯す / 坂彦諦 [執筆]
- 空想の他者と現実の他者 : 「心因性不能症」について / 金塚貞文 [執筆]
- 性 : 女と男の豊かな関係 : 脱買春への道 / 谷口和憲 [執筆]
- 「ハウスハズバンド宣言」 / 村瀬春樹 [執筆]
- 子育てから遥か離れて : "男"の子育てから / 星建男 [執筆]
- がんばらない哲学 / たじりけんじ [執筆]
- 企業という"車座社会"のなかで / 守永英輔 [執筆]
- 夫無用の時代 / 鹿嶋敬 [執筆]
- 『妻たちの思秋期』取材ノート / 斎藤茂男 [執筆]
- 同性愛者の社会史 / 古川誠 [執筆]
- 両親への手紙 / 鈴木アキラ [執筆]
- 依存症患者の告白 / 鳴海貴明 [執筆]
- 日本の男性運動のあゆみ1 : 「メンズリブ」の誕生 / 大山治彦, 大束貢生 [執筆]
- 「男」をどう見るか / 多賀太 [執筆]
- 同性愛者の声が聞こえるか / 風間孝 [執筆]
- 『男性史』刊行にあたって / 阿部恒久 [執筆]
- DV : 加害者をどうするのかという問題が問いかけること / 中村正 [執筆]
- 殺す男たち / 沼崎一郎 [執筆]
- 男性更年期 / 中村彰 [執筆]
- "男らしさ"はテストされ、そして維持される / 須長史生 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
ジェンダー化された存在としての男性とその男性性が、当事者によって、さらに多様に再検討されている。解放運動としての自己省察=メンズ・リブ、DVやさまざまな暴力への取り組み、ゲイムーブメント、学問領域における展開まで、フェミニズムのインパクトを受けて切り拓かれた、実践的再定義の数々を紹介する。
目次
- 男性学・男性性研究の過去・現在・未来
- 1 メンズ・リブ
- 2 男性学の誕生
- 3 男のセクシュアリティ
- 4 家事・育児する男たち
- 5 企業戦士たち
- 6 ゲイ・スタディーズ
- 増補編1 男性学の発展
- 増補編2 暴力と男の身体
「BOOKデータベース」 より