白楽天 : 官と隠のはざまで
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白楽天 : 官と隠のはざまで
(岩波新書, 新赤版 1228)
岩波書店, 2010.1
- タイトル読み
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ハク ラクテン : カン ト イン ノ ハザマ デ
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注記
略年譜: p215-216
内容説明・目次
内容説明
一世を風靡した流行詩人にして、政治の中枢に上りつめた大官僚。玄宗・楊貴妃の愛の詩人にして、身近な言葉で日常の歓びをうたった閑適の詩人。多難な人生の中で、悲観より楽観を選びとるその詩は、中国の文学に新しい地平を切り開いた。官人としての生涯をたどりながら、日本にも広く深く浸透したその多面的な魅力に迫る。
目次
- 第1章 エリート官僚の誕生—元和新政の申し子(幸運な門出;若い文人官僚たち;「長恨歌」をうたう)
- 第2章 流行詩人の登場—新しい表現の旗手(一世を風靡;元軽白俗;社会詩への転身)
- 第3章 諷諭と閑適—公と私(江州左遷;『白氏文集』の編纂;元〓(しん)との交情)
- 第4章 生きるよろこび—自足する晩年(朝廷への復帰と離脱;宦遊の日々「閑適」の成就)
「BOOKデータベース」 より