ヴァレリー : 知性と感性の相剋
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ヴァレリー : 知性と感性の相剋
(岩波新書, 新赤版 1236)
岩波書店, 2010.3
- タイトル読み
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ヴァレリー : チセイ ト カンセイ ノ ソウコク
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注記
年譜: p179-193
内容説明・目次
内容説明
二十世紀前半のフランスで「最高の知性」として知られた詩人・批評家ポール・ヴァレリー。この明晰な「知性のひと」は、生涯に少なくとも四度の大恋愛にのめりこみ、愛欲に惑い続けた「感性のひと」でもあった。その相剋に彼の本質をみさだめ、人物像に新たな光を当てる。手紙や作品の豊富な引用とともに綴られる、魅惑的な伝記。
目次
- 序—「感性のひと」の側面
- 1 最初の危機—ロヴィラ夫人をめぐって
- 2 レオナルド論とムッシュー・テスト
- 3 ロンドンと『方法的制覇』
- 4 詩作の再開と第一次世界大戦
- 5 愛欲の葛藤—カトリーヌとの出会い
- 6 胸像彫刻にはじまって—ルネ・ヴォーティエと『固定観念』
- 7 崇拝者からの愛—エミリー・ヌーレの場合
- 8 最後の愛—『わがファウスト』と『コロナ』と『天使』
「BOOKデータベース」 より