ぼんやりの時間
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書誌事項
ぼんやりの時間
(岩波新書, 新赤版 1238)
岩波書店, 2010.3
- タイトル読み
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ボンヤリ ノ ジカン
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内容説明・目次
内容説明
常に時間に追われ、効率を追い求める生き方が、現代人の心を破壊しつつある。今こそ、ぼんやりと過ごす時間の価値が見直されてよいのではないか。では、そうした時間を充実させるために何が必要であり、そこにどんな豊かさが生まれるか。さまざまな書物にヒントを求め、自らの体験もまじえながらつづる思索的エッセイ。
目次
- 1 「ぼんやり」礼賛—常識に逆らった人びと(「ぼんやり」という貴い時間;「いそがなくてもいいんだよ」;散歩の醍醐味;放浪—マムシと眠る;夢想にふけって;ぼぉっとして生きる;自然にとけこむ;気分を変えるために)
- 2 ぼんやりと過ごすために—その時間と空間(「むだな時間」はむだか;心安らぐ居場所で;静寂のなかでこそ;温泉の効能)
- 3 「ぼんやり」と響き合う一文字(「闇」—蛍と星とダークマター;「独」—独りでいること;「閑」—逆茂木に囲まれて;「怠」—「一日四時間労働」の夢;「〓」—心の余白)
「BOOKデータベース」 より