老いの歌 : 新しく生きる時間へ
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老いの歌 : 新しく生きる時間へ
(岩波新書, 新赤版 1327)
岩波書店, 2011.8
- タイトル読み
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オイ ノ ウタ : アタラシク イキル ジカン エ
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注記
参考文献(歌集をのぞく): p191-192
内容説明・目次
内容説明
「老いたら私はどうなるのか」、誰もが感じる不安である。だが先例のない超高齢社会とは、裏返せば、人類にとって未知の、広大な可能性ではないだろうか?“私”を歌う文学である短歌にヒントを求め、“老い”という新たな生の豊かさを探る。短歌はもはや“青春の文学”ではない、老いの文明を生きる私たちの力強い伴侶である。
目次
- 序 老いの発見
- 第1章 老いの時代へ(相聞と挽歌を超えて;茂吉『つきかげ』問題;急増する高齢歌人)
- 第2章 老いの百景(老いの時間—身体・病・労働・食;悟れぬ、悟らぬ—うずまく感情とエロス;“戦後”を生きながら—戦争の記憶、死者への思い;砦としての家族—親子、夫婦、そして…)
- 第3章 “老い”というフロンティア(いくつもの“私”;名歌を超えた世界;口語調のもつ力)
「BOOKデータベース」 より