原発訴訟
著者
書誌事項
原発訴訟
(岩波新書, 新赤版 1337)
岩波書店, 2011.11
- タイトル読み
-
ゲンパツ ソショウ
大学図書館所蔵 件 / 全498件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
原発の建設・運転を止めるため、国や電力会社を相手に闘ってきた原発訴訟。原告勝利のもんじゅ訴訟控訴審や、係争中の浜岡原発訴訟など、三〇年間にわたり訴訟を手がけてきた弁護士が、その全体像について解説する。原発労災の実態や、福島原発事故後のADR(裁判外紛争解決手続)などについても説明する。
目次
- 第1章 原発の安全性を問う(行政訴訟の枠組み—伊方最高裁判決の意義;矛盾に気づき始めた裁判官たち;初の原告勝利判決—もんじゅ控訴審判決;逆転敗訴のもんじゅ最高裁判決;もう一つの勝利判決—滋賀原発2号炉金沢地裁判決)
- 第2章 原発は大地震に耐えられるか(浜岡原発訴訟—静岡地裁判決までの経緯;最高裁のダブルスタンダード—柏崎原発訴訟;核燃料リサイクル施設の危険性—青森県六ヶ所村;地震/活断層と各地の原発)
- 第3章 福島原発事故と東京電力(東京電力の危険な“体質”;本当に「想定外」だったのか;被災者のための損害賠償)
- 第4章 被曝した労働者、住民たち(原発と労災;東海村JCO臨界事故・健康被害裁判;被曝住民と労働者の権利確立を)
- 終章 脱原発のための法的課題—福島原発事故を最後とするために(司法の失敗;原子力安全行政をどう改革するか;脱原子力へ—いま、すべきこと)
「BOOKデータベース」 より