「老いがい」の時代 : 日本映画に読む
著者
書誌事項
「老いがい」の時代 : 日本映画に読む
(岩波新書, 新赤版 1475)
岩波書店, 2014.3
- タイトル別名
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老いがいの時代 : 日本映画に読む
〈老いがい〉の時代 : 日本映画に読む
- タイトル読み
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「オイガイ」ノ ジダイ : ニホン エイガ ニ ヨム
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参考・引用文献一覧: p209-214
内容説明・目次
内容説明
家族のなかの「老い」を通じて新旧社会の連続/非連続性を問いかける—日本映画はそこから戦後をスタートした。成熟と枯淡の理想、孤独と不安のリアリズム、そして固有の生の軌跡の“老いがい”へ。視線を移しつつ、数多くの映画が濃密な集積となって、いま私たちの前にある。誰もが向かう未知なる時間、“老い”への手掛かりとして。
目次
- 第1章 動く座標軸—老いの理想からリアリズムへ(老いの理想—巨匠たち;老いのリアリズム—次世代の監督たち)
- 第2章 老いの万華鏡—それぞれの意味場(笑って泣ける—人気娯楽映画;老け役—虚像と実像の間;思いがけない老いの正体)
- 第3章 「生‐老‐死」をつなぐ—「老いる」の地平へ(内なる老いの呼び声;「痴」がひらく世界;死は生の道連れ)
- 第4章 「昭和」を老いる—忘れられた老いを忘れないために(老いは証言と継承、記録である;境界を生きる)
「BOOKデータベース」 より