遺骨 : 戦没者三一〇万人の戦後史
Author(s)
Bibliographic Information
遺骨 : 戦没者三一〇万人の戦後史
（岩波新書, 新赤版 1545）
岩波書店, 2015.5
- Other Title
-
遺骨 : 戦没者310万人の戦後史
- Title Transcription
-
イコツ : センボツシャ サンビャクジュウマンニン ノ センゴシ
Available at / 467 libraries
-
Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
369.37||Ku61110062107
-
University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-I95-R154510015003136
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
主な参考文献: 巻末p1-2
Description and Table of Contents
Description
沖縄で、硫黄島で、南洋諸島で、シベリアで、いまも親族の遺骨を探し続ける人々がいる。空襲や原爆では、身元不明のまま、多くの市民が「仮埋葬」されたが、その後どうなったのか。戦争の結果、遺骨となった三一〇万人の「未完の戦後」を現地に探ったルポ。戦争とは？国家とは？遺骨から日本の戦後が見える。
Table of Contents
- 第１章 首都東京・足元の遺骨（のどかな公園で；甘かった被害想定；大空襲の犠牲者はどこへ行ったのか ほか）
- 第２章 激戦地・硫黄島で（戦略上の要衝；圧倒的戦力差のなかの戦い；菅政権下の「成果」 ほか）
- 第３章 沖縄・広島・長崎の死者たち（「沖縄戦」戦死者の出身地；残るのは三二〇九柱？；開発の波 ほか）
- 第４章 遺骨収容の戦後史（日清、日露戦争と戦没者遺骨；戦争まみれの大日本帝国を象徴する墓地；「戦陣訓」—のたれ死にの教え ほか）
- 第５章 戦没者慰霊の国際比較（骨にこだわるのは日本文化ゆえか；すべて母国に帰還を—アメリカ；関係悪化の北朝鮮でも ほか）
- 第６章 日本の「戦後」を問い直す（戦後七〇年を前に；「満州国」の墓標；荒野に実るリンゴ ほか）
by "BOOK database"
