書誌事項

室町幕府と地方の社会

榎原雅治著

(岩波新書, 新赤版 1581 . シリーズ日本中世史||シリーズ ニホン チュウセイシ ; 3)

岩波書店, 2016.5

タイトル読み

ムロマチ バクフ ト チホウ ノ シャカイ

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注記

年表: 巻末p7-14

参考文献: 巻末p15-18

内容説明・目次

内容説明

足利尊氏はなぜ鎌倉幕府打倒に動いたのか。南北朝動乱が半世紀も続いた理由とは。その後、展開する公武一体の政治の流れをおさえつつ、戦に赴く在地の武士の行動様式、連歌・茶会などの「伝統」文化、現状につながる村々の形成などを見ていく。応仁の乱で再び京が灰燼に帰し戦国前夜へと至る、室町時代の全体像を描く。

目次

  • 第1章 建武政権と南北朝の内乱(鎌倉幕府の滅亡と建武新政;南北朝の内乱戦乱と村々;内乱の終息)
  • 第2章 もう一つの王朝時代(義満の登場;公武一体の時代;「伝統文化」の誕生)
  • 第3章 南北朝・室町時代の地方社会(現代に続く村;室町幕府の地方支配体制;室町時代の荘園;交易の展開)
  • 第4章 室町公方の理想と現実(徳政と武威;公方の蹉跌;室町幕府体制の動揺)
  • 第5章 動乱の始まり(土一揆・飢饉・戦乱;応仁・文明の乱とその後)

「BOOKデータベース」 より

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