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天下と天朝の中国史

檀上寛著

(岩波新書, 新赤版 1615)

岩波書店, 2016.8

タイトル読み

テンカ ト テンチョウ ノ チュウゴクシ

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注記

参考文献: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

古来より中国の歴代王朝は有徳の天子の朝廷「天朝」を演じることで、中華と夷狄とを序列・秩序づけ、自らの領土たる「天下」を統治してきた。このような中華帝国の行動原理は、時代によってその内実を大きく変化させながらも、歴史を超えて現代にまで息づいている。中国史を通覧することでその全貌を描きだす雄大な試み。

目次

  • 溥天の下、王土に非ざる莫し—春秋・戦国時代
  • 天朝体制の仕組み—秦・漢
  • 北の天下、南の天下—漢・魏晋南北朝1
  • 天下と天下秩序—漢・魏晋南北朝2
  • 中国の大天下と倭国の小天下—南朝・隋・唐
  • 東アジアの天下システム—唐
  • 天朝の行方—五代十国・宋・遼・金
  • 天下一家の完成—元
  • 天下一家から華夷一家へ—明
  • 華夷変態と中外一家—清
  • 中華民族の大家庭—近・現代

「BOOKデータベース」 より

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