漱石のこころ : その哲学と文学
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漱石のこころ : その哲学と文学
(岩波新書, 新赤版 1633)
岩波書店, 2016.12
- タイトル別名
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漱石のこころ
- タイトル読み
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ソウセキ ノ ココロ : ソノ テツガク ト ブンガク
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内容説明・目次
内容説明
「…ともかく僕は百年計画だから構わない」。彼が期待した読みは果たしてなされてきたか。『こころ』の基礎である『文学論』から漱石の哲学を見抜く。読者の意識、社会集団の意識をつかむ文学がその時代の精神を表す。“政治体制編”『坊っちゃん』、“倫理思想編”『こころ』、大江健三郎『水死』まで—漱石の遺言に初めて答える。
目次
- 第1章 『坊っちゃん』の諷刺
- 第2章 明治の知の連環
- 第3章 ロンドンでの構想
- 第4章 文学は時代精神の表れ
- 第5章 エゴイストの恋
- 第6章 私を意識する私はどこに
- 第7章 『こころ』の読まれ方
「BOOKデータベース」 より