俳句世がたり
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俳句世がたり
(岩波新書, 新赤版 1634)
岩波書店, 2016.12
- タイトル読み
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ハイク ヨガタリ
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注記
主要引用句作者一覧: 巻末p1
主要引用句出典・参考文献一覧: 巻末p2-4
2010年からみすず書房の月刊誌「みすず」に連載されたもの
内容説明・目次
内容説明
祭りに相撲、友人の死、敗戦の記憶、そして大震災—。浮き世の様々な出来事を、武玉川から子規、漱石や荷風、万太郎、現在活躍中の俳人まで、古今の俳句を通じて描く。時に鋭く怒り、時に呵々大笑。名吟佳吟を引きつつしなやかに世を斬る練達の筆に、近年の世相が鮮やかに浮かび、俳句というものの魅力を改めて感じさせる。
目次
- 1 神田川祭の中をながれけり 二〇一〇年四月〜二〇一一年三月
- 2 津浪の町の揃ふ命日 二〇一一年四月〜十二月
- 3 風船爆弾放流地跡苦蓬 二〇一二年一月〜十二月
- 4 万緑の中や吾子の歯生え初むる 二〇一三年一月〜十二月
- 5 好きなものは玻璃薔薇雨駅指春雷 二〇一四年一月〜十二月
- 6 様々な人が通つて日が暮れる 二〇一五年一月〜十二月
- 7 天狗住んで斧入らしめず木の茂り 二〇一六年一月〜十月
「BOOKデータベース」 より