幕末社会
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Bibliographic Information
幕末社会
(岩波新書, 新赤版 1909)
岩波書店, 2022.1
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バクマツ シャカイ
Available at / 420 libraries
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
210.58/Su13110087482
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-I95-R190910021015172
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Note
参考史料: p251-256
参考文献: p257-265
Description and Table of Contents
Description
徳川体制を支えていた「仁政と武威」の揺らぎ、広がる格差と蔓延する暴力、頻発する天災や疫病—先の見えない時代を、人びとはどのように生きたのか。幕末維新を天保期から始まる長い変動過程としてとらえ、みずから動きだす百姓、自己主張を始める若者、新たな生き方を模索する女性に光をあて、その社会像を総合的に描く。
Table of Contents
- 序章 武威と仁政という政治理念(江戸時代 社会の枠組み;百姓一揆という社会文化;既得権益の時代)
- 第1章 天保期の社会 揺らぐ仁政(「内憂外患」の自覚;在地社会の動揺;無宿・博徒の世界;百姓一揆の変質 崩壊する作法;奇妙な三方領知替え反対一揆)
- 第2章 弘化から安政期の社会 失墜する武威(ペリー来航と政局の展開;国体・尊王攘夷論の形成と広がり;開国を受けとめた社会;地震とコレラに直面した人びと;「強か者」の登場)
- 第3章 万延から文久期の社会 尊王攘夷運動の全盛(在地社会に広がる尊王攘夷運動;出遅れる長州藩、動く薩摩藩;欧米列強との戦争と在地社会;地域指導者の転回)
- 第4章 元治から慶応期の社会 内戦と分断の時代(長州藩の復活から幕府滅亡;天狗党の乱と在地社会;北関東で連続する世直し騒動;戦場となった北関東;東北戦争と在地社会の動向)
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