いちにち、古典 : 「とき」をめぐる日本文学誌

Bibliographic Information

いちにち、古典 : 「とき」をめぐる日本文学誌

田中貴子著

(岩波新書, 新赤版 1958)

岩波書店, 2023.1

Other Title

いちにち古典 : ときをめぐる日本文学誌

Title Transcription

イチニチ、コテン : 「トキ」オ メグル ニホン ブンガクシ

Available at  / 405 libraries

Note

読書案内: p231-243

図版出典一覧: p244-245

Description and Table of Contents

Description

誰にも等しく訪れる一日という時間を、見ぬ世の人々はいかに過ごしていたのだろう。暁の別れを描いた『源氏物語』。白昼堂々と跋扈する不気味な強盗。夕暮れに感じる人の命のはかなさ。月や夜景を愛でるこころ。—古典文学のなかの「とき」に眼を凝らし、そこに息づく人々の生と感性を活写する。時を駆ける古典入門!

Table of Contents

  • 1 あさ(鶏が鳴く;暁の別れ ほか)
  • 2 ひる(昼食の風景;昼寝の姫君 ほか)
  • 3 ゆう(夕日を観る;彼は誰そ時 ほか)
  • 4 よる(葬送の夜;月の顔を見るなかれ ほか)
  • 5 まよなか(火影が映し出すもの;離魂病と飛ぶもの ほか)

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