西洋書物史への扉
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西洋書物史への扉
(岩波新書, 新赤版 1963)
岩波書店, 2023.2
- タイトル読み
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セイヨウ ショモツシ エノ トビラ
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注記
著者「高宮」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え
参考文献: 巻末p1-11
内容説明・目次
内容説明
たとえばグーテンベルクやウィリアム・モリス、さらに無名の写字生や蒐集家…、書物の歴史はつねに、本を愛し守ろうとする人々とともにあった。そして長い時間をかけて、巻物から冊子、電子書籍へ、また音読されるものから黙読されるものへと変化してきた。本書ではその豊かな歴史を訪ね、これまでとこれからを見つめる。
目次
- 文字メディア、いにしえの形態
- 写本以前
- Bookの語源をたどる
- 冊子本の登場
- 中世式知的生産の技術
- 音読、朗読そして黙読
- 写字生の仕事場
- 回転式書架のイコノグラフィ
- 古典の再発見とルネサンスの矛盾
- 中世趣味
- ヨーロッパ世紀末の写本偽作者
- 愛書狂時代のファクシミリスト
- 大きな本と小さな本
- 物言わぬ余白の力
- 第二グーテンベルク革命
「BOOKデータベース」 より