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軍と兵士のローマ帝国

井上文則著

(岩波新書, 新赤版 1967)

岩波書店, 2023.3

Title Transcription

グン ト ヘイシ ノ ローマ テイコク

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Note

主要参考文献: p245-255

図版出典一覧: 巻末p1-2

Description and Table of Contents

Description

古代世界において繁栄を極めたローマは、一方では、対外戦争や内乱を繰り返す戦闘姿勢の国家であり、兵士が皇帝位をも左右する軍事体制の国家であった。建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡、兵士の生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き、その盛衰をユーラシア史のなかに位置づける。

Table of Contents

  • 序章 凱旋門とサトクリフとイエス―ローマ帝国と軍隊
  • 第1章 市民軍から職業軍人の常備軍へ―ローマ帝国軍の形成
  • 第2章 「ローマの平和」を支える―前期ローマ帝国の軍隊
  • 第3章 軍制改革と権力闘争の狭間―変容するローマ軍
  • 第4章 イメージと実態のギャップ―後期ローマ帝国の軍隊
  • 第5章 異民族化の果て―崩壊する西ローマ帝国の軍隊
  • 終章 ローマ軍再論―ユーラシア史のなかで

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