不適切保育はなぜ起こるのか : 子どもが育つ場はいま

書誌事項

不適切保育はなぜ起こるのか : 子どもが育つ場はいま

普光院亜紀著

(岩波新書, 新赤版 2019)

岩波書店, 2024.6

タイトル別名

不適切保育はなぜ起こるのか

タイトル読み

フテキセツ ホイク ワ ナゼ オコルノカ : コドモ ガ ソダツ バ ワ イマ

大学図書館所蔵 件 / 393

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

暴力を加える、強く叱責する…。保育施設において子どもの心身を脅かす不適切行為が相次ぐ。いま保育の現場はどうなっているのか。長年、保育問題に取り組んできた著者が豊富な事例をもとに、問題の背景を丹念に検証。「保育の質」を置き去りにした政策を問い、子どもが主体的に育つ環境づくりへ向けて具体的に提言する。

目次

  • 第1章 相次ぐ不適切保育の実態(裾野市の事件が照らし出した暗がり;見えているのは氷山の一角 ほか)
  • 第2章 不適切保育の背景にあるもの―子どもが育つ場で何が?(不適切保育の背景をみる;園の保育観・理念という背景 ほか)
  • 第3章 子どもを見失った少子化対策―子どもの権利の視点から検証する(一・五七ショック;女性が働き続けられる社会へ ほか)
  • 第4章 「保育の質」は社会の未来を左右する―子どもが育つということ(保育の質への無理解が制度を歪めた;子どもは安全と栄養だけでは育たない ほか)
  • 第5章 不適切保育のない社会へ―子どもの育つ場をどう支えるか(「子どもの権利」がようやく表舞台に;一人一人を大切に育む時代 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ