象徴天皇制への道 : 米国大使グルーとその周辺
著者
書誌事項
象徴天皇制への道 : 米国大使グルーとその周辺
(岩波新書, 新赤版 89)
岩波書店, 1989.10
- タイトル読み
-
ショウチョウ テンノウセイ エノ ミチ : ベイコク タイシ グルー ト ソノ シュウヘン
電子リソースにアクセスする 全1件
-
限定公開
大学図書館所蔵 件 / 全368件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p211-213
内容説明・目次
内容説明
1932年から日米開戦直後までの10年間、駐日米国大使を務めたグルーは、帰国後各地で「知日派」として独自の天皇観・日本論を語った。GHQの占領政策、特に天皇制の存続に尽力した彼の厖大な手記と手紙をもとに、初めて吉田茂らとの秘められた関係、マッカーサーとの意外な接点、そして「象徴」という呼称の誕生に至る経過に光をあてる。
目次
- 序 『滞日10年』の成立事情
- 1 “Report from Tokyo”—日本軍国主議批判
- 2 和平のテーマ—鍵としての天皇制
- 3 シカゴ演説—集中砲火をあびる
- 4 『滞日10年』の刊行
- 4 隠健派とは何か—牧野伸顕・樺山愛輔・吉田茂
- 6 対日戦後計画の形成—グルーの遠図
- 7 ポツダム宣言—奮闘するグルー
- 8 グルーとマッカーサー
- 9 「象徴」の由来—3つの流れ
- おわりに—象徴天皇制の成立
「BOOKデータベース」 より