上海1930年
著者
書誌事項
上海1930年
(岩波新書, 新赤版 99)
岩波書店, 1989.12
- タイトル別名
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上海一九三〇年
- タイトル読み
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シャンハイ 1930ネン
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注記
参考文献: p196
尾崎秀実の伝記
内容説明・目次
内容説明
1928年11月、ひとりの新聞記者が上海に赴任した。後にゾルゲ事件によってスパイとして処刑される尾崎秀実は、混迷の只中にある中国の現実に直面し、魯迅、スメドレー、ゾルゲ等の知識人たちと交流しながら、中国の民族的解放やアジアの自立の途を探る。兄・秀実の生と死を追跡してきた著者が、“魔都”上海を舞台に描く青春群像。
目次
- 序章 上海へ‐1928年11月
- 第1章 朝日新聞上海支局‐1929年
- 第2章 スメドレー、魯迅との出会い‐1930年春
- 第3章 左連の群像‐1930年夏
- 第4章 学園闘争と日中の連帯‐1930年秋
- 第5章 9・18事変前後‐1931年秋
- 終わりのない章 1932年1月
「BOOKデータベース」 より