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マルクス遺稿物語

佐藤金三郎著

(岩波新書, 新赤版 100)

岩波書店, 1989.12

タイトル読み

マルクス イコウ モノガタリ

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注記

終章: 伊東光晴著

内容説明・目次

内容説明

マルクスの死後に遺された「資本論」第2,3巻の膨大な草稿—盟友エンゲルスは、その解読と編さんに全精力を傾け、ついて刊行を実現した。その遺稿をめぐり、マルクスの娘たち、カウツキー、ベルンシュタインらをまきこんで展開された、友情と恋と猜疑の交錯をするドラマ。

目次

  • 序章—「資本論」の草稿を求めて
  • 死・遺産—マルクスの最後の指示
  • 蔵書・資本論—エンゲルスの見通しは甘かったが
  • 英語版・相談役—第3巻はなぜ遅れたか
  • サロン・離婚—深夜まで、飲んで歌って
  • 象形文字・誕生日—筋書きさえもなくて
  • ラブレター・ルイーゼ—エンゲルスの「変わらぬ愛」
  • 遺言書・タッシー—遺稿は誰の手に?
  • クリスマス・死—錯綜する不信と猜疑
  • 終章—「物語」その後(伊東光晴)

「BOOKデータベース」 より

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