母と子の絆 : その出発点をさぐる
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母と子の絆 : その出発点をさぐる
(中公新書, 998)
中央公論社, 1990.12
- タイトル読み
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ハハ ト コ ノ キズナ : ソノ シュッパツテン オ サグル
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注記
参考文献: p224-225
内容説明・目次
内容説明
母と子の相互の働きかけは、すでに胎児期に臍帯を通じてストレス・ホルモンを介して始まり、出産の前後に最高潮に達する。出産後は五感によるメッセージが加わって、母子間の相互の交流は深まる。この母と子の〈絆〉は、ともすれば自然発生的に生じると考えられているが、そうだろうか。急激に生活環境が変化した近年、胎児の診断法による成果をとり入れて、〈絆〉に新しい光を照射することにより、その本質と意味とを考察する。
目次
- 第1章 母への自覚、母へのためらい
- 第2章 愛情は人を育てる
- 第3章 母子の絆
- 第4章 母親から胎児へのメッセージ
- 第5章 受精卵は生命である
- 第6章 胚子から胎児への発達
- 第7章 胎児は聴いている
- 第8章 大切な脳を守る関門
- 第9章 胎児の反応と行動を見る
- 第10章 胎児も夢を見る?
- 第11章 赤ちゃん誕生と母子相互作用
- 第12章 眠り、泣き、微笑む乳幼児
- 第13章 母乳は栄養剤、免疫剤、母子接着剤
- 第14章 聴覚フィードバックとリハーサル
- 第15章 豊環境は脳とことばを育てる
- 第16章 語りかけと応答のすすめ
「BOOKデータベース」 より