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ゲノムを読む : 人間を知るために

松原謙一, 中村桂子著

(科学選書, 20)

紀伊國屋書店, 1996.2

タイトル読み

ゲノム オ ヨム : ニンゲン オ シル タメ ニ

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注記

3刷 (2000.7刊) のページ数: 228p. 「ゲノムを読む科学、三年の歩み」(p227-228)

内容説明・目次

内容説明

人間のからだの細胞(脳細胞であれ腸の細胞であれ)ひとつひとつに三十億文字のDNAがある。ゲノムDNAだ。このDNAに一生を全うするあらゆる遺伝情報が含まれている。「ヒトゲノムプロジェクト」はこの情報すべてを読み解こうとしている。発足から七年目。その当初より中心になって動いてきた著者が、世界に向けて発する重要なメッセージ。それが本書である。ゲノムを読むことでいったい何がわかり、何が見えてきたのか。生命観・人間観への影響、社会に与えるものとは。あらゆる批判に応えるべく書き下ろした話題の書。

目次

  • 第1章 「わかる」ために—細胞・染色体・ゲノム・遺伝子・DNA情報
  • 第2章 ヒトの遺伝子研究—ゲノム解析の提案まで
  • 第3章 遺伝子から病気に迫る方法論が生まれた—ヒトゲノムプロジェクトへの助走
  • 第4章 ヒトゲノムプロジェクトの提案とスタート
  • 第5章 始まった解析作業とそこから学んだこと
  • 第6章 社会との接点を考える
  • 第7章 見えてきたゲノムの姿

「BOOKデータベース」 より

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