江戸の訴訟 : 御宿村一件顚末
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書誌事項
江戸の訴訟 : 御宿村一件顚末
(岩波新書, 新赤版 470)
岩波書店, 1996.11
- タイトル別名
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江戸の訴訟 : 御宿村一件顛末
- タイトル読み
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エド ノ ソショウ : ミシュクムラ イッケン テンマツ
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注記
参照資料・文献一覧: p211-214
内容説明・目次
内容説明
嘉永二年(一八四九)、とある村で一人の無宿人が殺された。勘定奉行までが乗り出す大事件に巻き込まれ、裁判に奔走する村名主。その活躍を通して見える幕末期江戸の姿とは?暗躍する用人たち、官官接待の実際など、名主が残した日記や多くの周辺資料を駆使して、当時の社会の仕組みや、その中でうごめく人々の様態を活写する。
目次
- 第1章 事件の発生(無宿惣蔵殺さる;隠蔽工作 ほか)
- 第2章 村名主の登場(駿州御宿村—茶屋を営む百姓;名主湯山吟右衛門)
- 第3章 江戸の訴訟(吟右衛門の大江戸初体験;公事宿山城屋弥市 ほか)
- 第4章 贈答と賄賂(雉子橋へと草木もなびく;本郷丹後守泰固 ほか)
- 第5章 一件落着(判決;訴訟費用は誰の負担か ほか)
「BOOKデータベース」 より