中国医学はいかにつくられたか

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中国医学はいかにつくられたか

山田慶兒著

(岩波新書, 新赤版 599)

岩波書店, 1999.1

タイトル読み

チュウゴク イガク ワ イカニ ツクラレタカ

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内容説明・目次

内容説明

長い年月を経てつくりあげられた中国医学の精緻な理論体系。「史記」「黄帝内経」「難経」「傷寒論」などさまざまな古典に凝縮された思想、理論を丹念に読み解き、その誕生から確立にいたる過程を新たな解釈のもとに解き明かす。自然と人体の本質に迫り、病の治療に取り組んできた人間精神のありかたを描き出す。

目次

  • 第1章 医学の歴史のはじまり
  • 第2章 甲骨文にみる病と医療
  • 第3章 中国医学への胎動—『左伝』
  • 第4章 中国医学の誕生—出土医書
  • 第5章 臨床医の精神—『史記』扁鵲倉公列伝
  • 第6章 中国医学の成立—『黄帝内経』
  • 第7章 薬物学の出発—『神農本草経』
  • 第8章 体系化への道—『難経』
  • 第9章 臨床医学の確立—『傷寒論』
  • 第10章 医学の展開と成熟—魏晋南北朝隋唐の医書

「BOOKデータベース」 より

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