書誌事項

伝統の創造力

辻井喬著

(岩波新書, 新赤版 762)

岩波書店, 2001.12

タイトル読み

デントウ ノ ソウゾウリョク

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内容説明・目次

内容説明

日本の文化が衰弱していると感じられるのはなぜか。教育改革論議で典型的に見られる「伝統尊重」の狙いは何か。情報化・消費化の進行を把え返しながら、詩歌・小説の歩みを思想性に着目して検証。伝統を「大胆な自己革新を行う運動体」「新しい文化芸術を形成する源」と位置づけて、混迷する時代における芸術・社会の再生を問う。

目次

  • 第1章 文学の衰弱(熱気を失った現代文学;詩のもつ位置と現在—短歌・俳句への批判と反批判 ほか)
  • 第2章 衰弱の原因(統計から文化状況が見えるか;高度成長・技術革新—第一の理由 ほか)
  • 第3章 日本文化の伝統とは何か(伝統論を避けた印象批評、事大主義;論じられるべき伝統 ほか)
  • 第4章 伝統の継承(文学の危機への対応;“歌”は聴こえるか? ほか)

「BOOKデータベース」 より

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