ロシア異界幻想
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ロシア異界幻想
(岩波新書, 新赤版 772)
岩波書店, 2002.2
- タイトル読み
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ロシア イカイ ゲンソウ
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注記
参考文献: 巻末p1-5
内容説明・目次
内容説明
北方の森の民スラヴ人にとっての「異界」とは、キリスト教以前の異教的色彩を色濃く残した世界である。夜ごと訪れる亡者や家の精ドモヴォイたちは現代ロシア人の意識の深層に今も息づいている。そして死神や地獄の生々しい絵図、ロシア思潮の根底に流れる霊や終末のイメージを織り込みながら、世界樹へとつながる壮大な宇宙へと誘う。
目次
- 第1章 「この世」と「あの世」のしきい
- 第2章 家の霊域に棲むもの
- 第3章 ロシア・フォークロアにおける「死」の概念
- 第4章 「聖なるロシア」の啓示—民衆宗教詩『鳩の書』
- 第5章 ロシア的終末論
- 第6章 天国と地獄の幻景
「BOOKデータベース」 より