戦場の精神史 : 武士道という幻影
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書誌事項
戦場の精神史 : 武士道という幻影
(NHKブックス, 998)
日本放送出版協会, 2004.5
- タイトル別名
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戦場の精神史 : 武士道という幻影
- タイトル読み
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センジョウ ノ セイシンシ : ブシドウ トイウ ゲンエイ
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注記
参考文献: p278-285
内容説明・目次
内容説明
武士道が唱える武士の潔癖な倫理・道徳。だが、武士は本当に正々堂々と戦い、卑怯な行いを嫌ったのだろうか。『平家物語』「越中前司最期」や『太平記』「阿保・秋山河原軍の事」をはじめとする、数多くのだまし討ちシーンを分析することから、謀略と虚偽を肯定する戦場独特の倫理感覚を明らかにする。「武士道」の虚像を剥ぐ画期的論考。
目次
- 序章 だまし討ちを考える—『平家物語』「越中前司最期」から
- 第1章 神話の戦争・征夷の戦争
- 第2章 戦場のフェア・プレイ
- 第3章 掟破りの武士たち
- 第4章 「武士道」の誕生と転生
- 終章 合戦は倫理を育てたか
「BOOKデータベース」 より