チェーホフ
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チェーホフ
(岩波新書, 新赤版 926)
岩波書店, 2004.12
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チェーホフ
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注記
主要参考文献一覧: p211-213
チェーホフ略年譜: 巻末p1-3
内容説明・目次
内容説明
日常に生きる人びとの悲喜劇をやさしく見守り、穏やかで端正な作品を残したチェーホフ。そんな慎ましやかで愛すべき作家の相貌の裏には、「無意味」の深淵をのぞいた「非情」な世界が秘められていた。この世界からの脱出はいかにして可能か。没後百年の今、現代の抱える課題を先取りした作家の深層を、作品と生涯から具体的に読み解く。
目次
- 第1章 作家チェーホフの誕生(チェーホフとその時代;ひそかな父親殺し;届かない手紙;カメレオンとペンネーム)
- 第2章 サハリンへの旅(感情からの逃避;石と化したこころ;「退屈」と意味;仮死と再生の旅—サハリン)
- 第3章 コミュニケーションへの渇き(ナンセンスな世界;主人公の消失—『イワーノフ』から『かもめ』へ;小説の文体、戯曲の構造;呼びかけと応答)
「BOOKデータベース」 より