親米と反米 : 戦後日本の政治的無意識

書誌事項

親米と反米 : 戦後日本の政治的無意識

吉見俊哉著

(岩波新書, 新赤版 1069)

岩波書店, 2007.4

タイトル別名

親米と反米 : 戦後日本の政治的無意識

親米と反米

タイトル読み

シンベイ ト ハンベイ : センゴ ニホン ノ セイジテキ ムイシキ

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内容説明・目次

内容説明

日本社会は、特異なまでに深く親米的であり続けたのではないか。その感覚は、「反米」世論が高まったときすら、通奏低音として流れ続けていたのではないか。戦前戦後にわたる、大衆的なレベルでの親米感覚に焦点をあて、日本の近代や戦後天皇制、ナショナリズムの構造との不可分な関係について考察し、それを超えていく視座を模索する。

目次

  • 序章 戦後日本は親米社会?
  • 第1章 アメリカというモダニティ—「自由の聖地」と「鬼畜米英」
  • 第2章 占領軍としての「アメリカ」
  • 第3章 米軍基地と湘南ボーイたち
  • 第4章 マイホームとしての「アメリカ」
  • 終章 「親米」の越え方—戦後ナショナリズムの無意識

「BOOKデータベース」 より

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