日本辺境論
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書誌事項
日本辺境論
(新潮新書, 336)
新潮社, 2009.11
- タイトル読み
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ニホン ヘンキョウロン
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注記
註: p253-255
内容説明・目次
内容説明
日本人とは辺境人である—「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答える。常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ、と。日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。丸山眞男、澤庵、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる。読み出したら止らない、日本論の金字塔、ここに誕生。
目次
- 1 日本人は辺境人である(「大きな物語」が消えてしまった;日本人はきょろきょろする ほか)
- 2 辺境人の「学び」は効率がいい(「アメリカの司馬遼太郎」;君が代と日の丸の根拠 ほか)
- 3 「機」の思想(どこか遠くにあるはずの叡智;極楽でも地獄でもよい ほか)
- 4 辺境人は日本語と共に(「ぼく」がなぜこの本を書けなかったのか;「もしもし」が伝わること ほか)
「BOOKデータベース」 より