書誌事項

前方後円墳の世界

広瀬和雄著

(岩波新書, 新赤版 1264)

岩波書店, 2010.8

タイトル読み

ゼンポウ コウエンフン ノ セカイ

大学図書館所蔵 件 / 481

この図書・雑誌をさがす

注記

"本書に登場する古墳・遺跡名一覧": 巻末p1-7

内容説明・目次

内容説明

見る者を圧倒する巨大な墓、前方後円墳。造られた当初は、全体が石で覆われ、時に埴輪をめぐらすなど、さらなる威容を誇っていた。三世紀半ばから約三五〇年間、この巨大古墳が列島各地に造られたのはなぜなのか。共通する墳形にはどんな意味があるのか。史跡として復元・整備された古墳を歩きつつ、その世界観や地域相互の関係に迫る。

目次

  • プロローグ—東京の古墳公園を訪ねて
  • 1 前方後円墳を読む(“見る/見せる”墳墓・前方後円墳—その形と立地;死してカミとなった首長—前方後円墳の祭祀;弥生神殿のゆくえ—葬送観念の連続・不連続;古墳時代の霊魂観—装飾古墳から考える)
  • 2 前方後円墳どうしのつながりを読む(初期大和政権の実像—畿内五大古墳群;地方首長をどのように統治したか—九州と東国の例から;変わりゆく中央と地方—五世紀・東アジア情勢のなかで;北と南の国家フロンティア)
  • エピローグ—古墳時代の新たな見方

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ