正岡子規 : 言葉と生きる
著者
書誌事項
正岡子規 : 言葉と生きる
(岩波新書, 新赤版 1283)
岩波書店, 2010.12
- タイトル別名
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正岡子規言葉と生きる
- タイトル読み
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マサオカ シキ : コトバ ト イキル
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注記
正岡子規略年譜: 巻末p1-2
内容説明・目次
内容説明
幕末に生れた子規は明治という時代と共に成長した。彼は俳句・短歌・文章という三つの面で文学上の革新を起こし、後世に大きな影響を与える。子規の言葉は新しくなろうとする近代日本の言葉でもあった。そのみずみずしい俳句・短歌・文章などを紹介しながら、三十四年という短い人生を濃く溌刺と生きぬいた子規の生涯を描きだす。
目次
- 第1章 少年時代(十二歳までの子規—前文大略;妹の誕生と父の死—国債の償却 ほか)
- 第2章 学生時代(子規という名前—今より十年の生命;立身出世の途—読書して名を挙ぐる ほか)
- 第3章 記者時代(芭蕉批判—寥々晨星の如し;文学上の芭蕉—文学上の破天荒 ほか)
- 第4章 病床時代(褥に臥す—新体詩の詩人として;遊戯の中心—「松蘿玉液」の文章 ほか)
- 第5章 仰臥時代(文章の新しい形式—墨汁一滴;転換と客観—痛い事も痛いが ほか)
「BOOKデータベース」 より