日本語と時間 : 「時の文法」をたどる
Author(s)
Bibliographic Information
日本語と時間 : 「時の文法」をたどる
(岩波新書, 新赤版 1284)
岩波書店, 2010.12
- Other Title
-
日本語と時間 : 時の文法をたどる
- Title Transcription
-
ニホンゴ ト ジカン : トキ ノ ブンポウ オ タドル
Available at / 497 libraries
-
University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-I95-R128410011000972
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
古代人は過去を表わすのに、「き」「けり」など六種もの「助動辞」を使い分けた。ひたすら暗記の学校授業を思い出し、文法を毛嫌いするなかれ。それら時の助動辞は、何と意味・音を互いに関連させ、一つの世界を作っていたのだ。では、なぜ現代は「〜た」一辺倒になったのか。哲学・言語学など大きな広がりをもつ刺激的な一冊。
Table of Contents
- 序章 時、もの、こと
- 1章 時のありか—krsm四面体
- 2章 遡る時の始まり—「けり」の性格
- 3章 過去を表示する—「き」の性格
- 4章 時間の切実さ—「ぬ」と「つ」
- 5章 古代を乗り越える力—「たり」の本性
- 6章 時と技巧—通時論的に
- 7章 言文一致への過程—「た」の成立
- 結章として
by "BOOK database"