Bibliographic Information

人が人を裁くということ

小坂井敏晶著

(岩波新書, 新赤版 1292)

岩波書店, 2011.2

Other Title

人が人を裁くということ

Title Transcription

ヒト ガ ヒト オ サバク トイウ コト

Available at  / 510 libraries

Note

引用文献: 巻末p1-5

Description and Table of Contents

Description

我々は裁判の意味を誤解していないか。市民の司法参加が義務として捉えられる日本と、権利として理解される欧米。この違いは何によるのか。また、冤罪事件が繰り返されるのはなぜか。本書はそこから分析を進め、裁判という営みの本質に迫る。犯罪や責任、処罰についての我々の常識に挑み、人間という存在を見つめなおす根源的考察。

Table of Contents

  • 第1部 裁判員制度をめぐる誤解(市民優越の原則;裁判という政治行為;評議の力学)
  • 第2部 秩序維持装置の解剖学(自白の心理学;自白を引き出す技術;記憶という物語;有罪への自動運動)
  • 第3部 原罪としての裁き(自由意志と責任;主体再考;犯罪の正体;善悪の基準)
  • 結論に代えて—「正しい世界」とは何か

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Details

  • NCID
    BB0490510X
  • ISBN
    • 9784004312925
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    viii, 205, 5p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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