人が人を裁くということ
著者
書誌事項
人が人を裁くということ
(岩波新書, 新赤版 1292)
岩波書店, 2011.2
- タイトル別名
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人が人を裁くということ
- タイトル読み
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ヒト ガ ヒト オ サバク トイウ コト
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注記
引用文献: 巻末p1-5
内容説明・目次
内容説明
我々は裁判の意味を誤解していないか。市民の司法参加が義務として捉えられる日本と、権利として理解される欧米。この違いは何によるのか。また、冤罪事件が繰り返されるのはなぜか。本書はそこから分析を進め、裁判という営みの本質に迫る。犯罪や責任、処罰についての我々の常識に挑み、人間という存在を見つめなおす根源的考察。
目次
- 第1部 裁判員制度をめぐる誤解(市民優越の原則;裁判という政治行為;評議の力学)
- 第2部 秩序維持装置の解剖学(自白の心理学;自白を引き出す技術;記憶という物語;有罪への自動運動)
- 第3部 原罪としての裁き(自由意志と責任;主体再考;犯罪の正体;善悪の基準)
- 結論に代えて—「正しい世界」とは何か
「BOOKデータベース」 より