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女ことばと日本語

中村桃子著

(岩波新書, 新赤版 1382)

岩波書店, 2012.8

タイトル読み

オンナコトバ ト ニホンゴ

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内容説明・目次

内容説明

女性の言葉づかいは「どうも最近、乱れてきた」と一〇〇年以上も嘆かれ続けている—「女ことば」は、近世から現代の日本社会の、価値や規範、庶民の憧れや国家イデオロギーを担って生き延びている、もうひとつの日本語なのだ。各時代のさまざまな言説と、言語学やジェンダー研究の知見から、「女ことば」の魅力と不思議を読み解く。

目次

  • 女ことばという不思議
  • 第1部 「女らしい話し方」—規範としての女ことば(マナー本は鎌倉時代からあった;ルールはどのように強化されるのか)
  • 第2部 「国語」の登場—知識としての女ことば(男ことばの特別な男らしさ;「女学生ことば」誕生)
  • 第3部 女ことば礼賛—価値としての女ことば1(「女ことばは日本語の伝統だ」;「日本語には女ことばがある」)
  • 第4部 「自然な女らしさ」と男女平等—価値としての女ことば2(「女らしさ」と女ことば;日本語には、なぜ女ことばがあるのか)

「BOOKデータベース」 より

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