ヘーゲルとその時代
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ヘーゲルとその時代
(岩波新書, 新赤版 1454)
岩波書店, 2013.11
- タイトル読み
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ヘーゲル ト ソノ ジダイ
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注記
参考文献: p215-223
索引: 巻末p1-3
略年譜: 巻末p5-8
内容説明・目次
内容説明
ドイツの哲学者ヘーゲル(一七七〇‐一八三一)は、フランス革命とその後の激動の時代にどのように向き合い、過去の思想をいかに読み替えて、自らの哲学体系を作り上げていったのか。『精神現象学』『法哲学綱要』『歴史哲学講義』を中心とする体系の形成プロセスを歴史的文脈のなかで再構成し、今日に及ぶその思想の影響力について考える。
目次
- 第1章 フランス革命と若きヘーゲル(ルソー共和主義と神学批判;ドイツ啓蒙とカント哲学;ロマン主義の誕生)
- 第2章 帝国の崩壊と『精神現象学』(帝国再建への期待;啓蒙主義批判からロマン主義批判へ;古代政治像からの訣別)
- 第3章 新秩序ドイツと『法哲学綱要』(近代化改革とナショナリズムの誕生;学の体系の概略と抽象的法‐道徳性‐倫理;家族‐市民社会‐国家;理性概念の論争的使用)
- 第4章 プロイセン国家と『歴史哲学講義』(一八二二年度講義と精神の自由の自覚;一八三〇年度講義と精神の自由の実現)
- 第5章 ヘーゲルとその後の時代(ドイツ観念論の継承者たち;ヘーゲルと現代)
「BOOKデータベース」 より