憲法の無意識
著者
書誌事項
憲法の無意識
（岩波新書, 新赤版 1600）
岩波書店, 2016.4
- タイトル読み
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ケンポウ ノ ムイシキ
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注記
戦後史年表: piv
内容説明・目次
内容説明
なぜ戦後七〇年を経てもなお、改憲は実現しないのか。なぜ九条は実行されていないのに、残されているのか。改憲、護憲の議論が見逃しているものは何か。糸口は「無意識」。日本人の歴史的・集団的無意識に分け入り、「戦争の末の」平和ではない、世界平和への道筋を示す。「憲法の無意識」が政治の危機に立ち現れる。
目次
- １ 憲法の意識から無意識へ（憲法と無意識；第一次大戦とフロイト ほか）
- ２ 憲法の先行形態（憲法一条と九条；建築の先行形態 ほか）
- ３ カントの平和論（中江兆民と北村透谷；ヘーゲルによるカント平和論の批判 ほか）
- ４ 新自由主義と戦争（反復するカントの平和論；交換様式から見た帝国主義 ほか）
「BOOKデータベース」 より