文明は「見えない世界」がつくる

書誌事項

文明は「見えない世界」がつくる

松井孝典著

(岩波新書, 新赤版 1643)

岩波書店, 2017.1

タイトル別名

文明は見えない世界がつくる

タイトル読み

ブンメイ ワ「ミエナイ セカイ」ガ ツクル

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内容説明・目次

内容説明

文明は、科学の目が明るみに出す“見えない世界”によってつくられる。“見える世界”の奥に潜む“見えない世界”。人間はその原理と法則をもとめて、思考と思索の長い旅を続けてきた。古代から現代までの文明史を俯瞰し、科学技術の発展とともに急速に広がる“見えない世界”の意味を問い、文明の未来とその新たなる可能性をさぐる。

目次

  • 第1章 “見える世界”の奥にあるもの(カルデアの知恵;宇宙の背後に数を見出す;原子論の萌芽;理性か感性か;運動論の登場)
  • 第2章 “見えない世界”の法則性は数字で記述できる?(ガリレオ革命;磁力という魔力;「新世界」がもたらした革命;科学的方法論の整備;万有引力の発見)
  • 第3章 新たに出現した“見えない世界”(相対性理論の衝撃;「場」という概念の発見;量子の宇宙;超弦理論と一〇次元世界)
  • 第4章 宇宙論における人間原理と文明(宇宙原理か、人間原理か;超物質的宇宙と人間圏の未来;万物の変化とエントロピー;人間圏における“見えない世界”の拡大)

「BOOKデータベース」 より

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