書誌事項

憲法改正とは何だろうか

高見勝利著

(岩波新書, 新赤版 1645)

岩波書店, 2017.2

タイトル読み

ケンポウ カイセイ トワ ナンダロウカ

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注記

参考文献: p213-219

内容説明・目次

内容説明

憲法改正とは最高法規である憲法を変更する最高の権力作用だ。改正による体制転換のシナリオの考察からその帰結を抉り出す。現憲法の改正規定第九六条の成立過程をたどり、歴代首相の封印を解いた戦後六〇年の「改正手続法」の問題点と、安倍首相の憲法観の危うさまでを論じる。およそ憲法改正を議論するには必読の書。

目次

  • 第1章 憲法を変えるとはどういうことか(憲法の安定性をどう考えるか;主権者をめぐる理論;憲法改正は最高の権力作用;改正規定の改正は可能か)
  • 第2章 憲法改正規定はどのようにして作られたか(天皇から国民へ—憲法改正問題;マッカーサー草案と第九六条)
  • 第3章 憲法改正手続法はどのようにして作られたか(なぜ、遅れたのか—歴代首相の封印;憲法第九条改正論と手続法整備論がワンセット;安倍首相の手で)
  • 第4章 憲法改正手続の何が問題か(国民投票をどう設計するか;国民投票運動の自由と制限;改正の発議は;改正の効力は)
  • 第5章 憲法改正にどう向き合うか—安倍首相の憲法観と立憲主義(権力分立原理が欠落すると;危険きわまりない改憲論者)

「BOOKデータベース」 より

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