グローバル・ジャーナリズム : 国際スクープの舞台裏

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グローバル・ジャーナリズム : 国際スクープの舞台裏

澤康臣著

(岩波新書, 新赤版 1653)

岩波書店, 2017.3

タイトル別名

グローバルジャーナリズム : 国際スクープの舞台裏

タイトル読み

グローバル・ジャーナリズム : コクサイ スクープ ノ ブタイウラ

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注記

参考文献: 巻末p1-3

内容説明・目次

内容説明

世界一斉に報じられた「パナマ文書」の裏には各国記者たちの「史上最大の作戦」があった。イタリアマフィアのアフリカ進出は、前代未聞のイタリア・アフリカ各国記者連合が暴いた。ビジネスも犯罪も国境を越える時代、記者たちは一匹狼から国際協力に舵を切り、デジタル技術で武装する。国際調査報道の可能性を報告する。

目次

  • 第1章 世界の極秘情報を暴いた「パナマ文書」(匿名法人—その裏に政治家と犯罪組織が隠れていた;調査報道記者たちの「史上最大の作戦」;「今日から暗号化キーを持て」;辞めた首相、怒った大統領、立ち上がった市民)
  • 第2章 グローバル化するニュースを追う(アゼルバイジャンの独裁者が奪った富;マフィアの大陸侵略を暴いた「イタリア・アフリカ各国記者連合」;殺される記者 訴追されない犯人)
  • 第3章 新参NPOの乱入(マックレイカーズ(肥やしをあさる野郎ども)の誇りと退潮;スター記者集め、寄付は年間一〇億円;欧州とアジアの風雲児)
  • 第4章 明かされる「秘伝」(記者による記者のためのスクープ教室;取材に応じてもらう秘策;抑圧政府から身をかわす技法)
  • 第5章 そして日本は—(調査報道を阻む「日本の壁」;匿名社会が記者を阻む;ニュースと市民と社会参加;日本から未来へ、ジャーナリストの課題)

「BOOKデータベース」 より

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