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鏡が語る古代史

岡村秀典著

(岩波新書, 新赤版 1664)

岩波書店, 2017.5

タイトル読み

カガミ ガ カタル コダイシ

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注記

参考文献: 巻末p7-10

鏡関連年表: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

中国の皇帝が邪馬台国の卑弥呼に贈った「銅鏡百枚」。日用の化粧具のほか、結婚のしるし、護符、政権のプロパガンダなど、さまざまに用いられた古代の鏡は、どのようにつくられ使われてきたか。鏡づくりに情熱を注いだ工匠たちの営みに注目しつつ、図像や銘文を読み解くことから、驚くほど鮮やかに古代びとの姿がよみがえる。

目次

  • 第1章 鏡はどのように使われたか
  • 第2章 人びとの心情を映す—前漢鏡に刻まれた楚歌
  • 第3章 “プロパガンダ”としての鏡—儒家思想のひろがりと王莽の台頭
  • 第4章 自立する鏡工たち—後漢前期に生まれた淮派
  • 第5章 民間に題材を求めた画像鏡—江南における呉派の成立
  • 第6章 幽玄なる神獣鏡の創作—四川における広漢派の成立
  • 第7章 うつろう鏡工たち—東方にひろがる神獣鏡
  • 第8章 政治に利用された鏡—「銅鏡百枚」の謎を解く

「BOOKデータベース」 より

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