トマス・アクィナス : 理性と神秘

書誌事項

トマス・アクィナス : 理性と神秘

山本芳久著

(岩波新書, 新赤版 1691)

岩波書店, 2017.12

タイトル別名

トマスアクィナス : 理性と神秘

タイトル読み

トマス・アクィナス : リセイ ト シンピ

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注記

参考文献: 巻末p1-2

内容説明・目次

内容説明

西洋中世において最大の神学者であり哲学者でもあるトマス・アクィナス(一二二五頃‐一二七四)。難解なイメージに尻込みすることなく『神学大全』に触れてみれば、我々の心に訴えかけてくる魅力的な言葉が詰まっていることに気づく。生き生きとしたトマス哲学の根本精神の秘密を、理性と神秘の相互関係に着目して読み解く。

目次

  • 第1章 トマス・アクィナスの根本精神(トマスの「新しさ」;キリスト教とアリストテレスの統合 ほか)
  • 第2章 「徳」という「力」—「枢要徳」の構造(トマス人間論の中心概念としての「徳」;「枢要徳」と「神学的徳」 ほか)
  • 第3章 「神学的徳」としての信仰と希望(信仰—知性による神的真理の承認;恩寵と自由意志の協働 ほか)
  • 第4章 肯定の原理としての愛徳(神と人間との友愛としての愛徳;「神からのカリタス」と「神へのカリタス」 ほか)
  • 第5章 「理性」と「神秘」(受肉の神秘;「最高善の自己伝達」としての受肉 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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