書誌事項

茶と琉球人

武井弘一著

(岩波新書, 新赤版 1700)

岩波書店, 2018.1

タイトル読み

チャ ト リュウキュウジン

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注記

主要参考文献・史料: p189-196

内容説明・目次

内容説明

近世琉球で、どのようなモノが、どこで生産され、誰が流通をにない、どのように消費されていたのか。大国の狭間で翻弄されつつも、日常的に茶をたしなみ、“ゆたかに”農業型社会を築いていた人びとの暮らしぶりは?庶民の姿と多様な地域性とに焦点を当て、「薩摩の世」時代の沖縄の自立を問う。モノからみた琉球史!

目次

  • 序章 近世琉球の幕あけ(足元からみた琉球国;薩摩の琉球侵攻;琉球人のしたたかな計略)
  • 第1章 琉球人の自然への営みと茶(蔡温の登場;浦添間切と百姓の暮らし;近世琉球の自然環境と茶)
  • 第2章 球磨茶がたどった道(茶はどこから;琉球人が愛した茶;球磨茶に飛びついた者たち)
  • 第3章 琉球における茶の消費(士族への茶の広まり;琉球社会の変容;茶の出土品は語る)
  • 終章 近世琉球の“自立”とは何か(茶の生産者に思いをはせて;モノからみた琉球史;近世琉球の“自立”を問う)

「BOOKデータベース」 より

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