異端の時代 : 正統のかたちを求めて
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書誌事項
異端の時代 : 正統のかたちを求めて
(岩波新書, 新赤版 1732)
岩波書店, 2018.8
- タイトル別名
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権威の蝕 : 正統の復権は可能か
- タイトル読み
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イタン ノ ジダイ : セイトウ ノ カタチ オ モトメテ
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注記
朝日新聞出版発行『小説トリッパー』(2016年春号から2017年冬号まで全8回) に連載した「権威の蝕 : 正統の復権は可能か」に大幅な改筆を加えたもの
引用文献/参考文献: p241-249
内容説明・目次
内容説明
世界に蔓延するポピュリズム。はたしてそれは民主主義の異端なのか?古代中世の神学史、丸山眞男らの議論を手がかりに、宗教・政治・文化に通底する「異端発生のメカニズム」を解明し、混迷する時代の深層に迫る。著者が十年来抱えたテーマがここに結実、「異端好みの日本人」に、現代の「正統」の所在を問いかける—
目次
- 序章 正統の腐蝕—現代世界に共通の問いかけ
- 第1章 「異端好み」の日本人—丸山眞男を読む
- 第2章 正典が正統を作るのか
- 第3章 教義が正統を定めるのか
- 第4章 聖職者たちが正統を担うのか
- 第5章 異端の分類学—発生のメカニズムを追う
- 第6章 異端の熱力学—中世神学を手がかりに
- 第7章 形なきものに形を与える—正統の輪郭
- 第8章 退屈な組織と煌めく個人—精神史の伏流
- 終章 今日の正統と異端のかたち
「BOOKデータベース」 より