武蔵野をよむ
著者
書誌事項
武蔵野をよむ
(岩波新書, 新赤版 1740)
岩波書店, 2018.10
- タイトル別名
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武蔵野を読む
- タイトル読み
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ムサシノ オ ヨム
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注記
おもな参考文献: p209-212
『図書』(岩波書店)2014.5月号-2015.10月号掲載の「武蔵野を読む」(全18回)を大幅に加筆して書籍化したもの
内容説明・目次
内容説明
国木田独歩「武蔵野」。二六歳の青年が失恋の果てに綴り、一二〇年前に発表されたこの短篇(岩波文庫でわずか二八頁)は、当時にして新たな近代の感性に満ち、今にして豊穣で尽きせぬ発見がある。独歩の日記、古地図、植生や水利等の資料を駆使した、冒険的かつ愉楽的な精読。その先に武蔵野学のはじまりを予感しながら—
目次
- 第1章 恋愛と風景/草から雑木林へ(いにしえの草のゆかり;丘のうえの家から;欺かざるの記を読む ほか)
- 第2章 切断と継承/歌枕と名所のあいだ(はるかな原風景として;歌枕の果てる場所;あいびきに誘われて ほか)
- 第3章 隠蔽と発見/郊外と水物語へ(郊外に遊び、秘密を紡ぐ;鳥瞰的に輪郭を描く;武蔵野の水物語を探して ほか)
「BOOKデータベース」 より