大化改新を考える
著者
書誌事項
大化改新を考える
(岩波新書, 新赤版 1743)
岩波書店, 2018.10
- タイトル別名
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大化改新を考える
- タイトル読み
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タイカ カイシン オ カンガエル
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注記
参考文献: p227-233
大化改新関連年表: 巻末p1-4
内容説明・目次
内容説明
六四五年、蘇我入鹿暗殺。このクーデターを契機とし、激動の東アジア情勢を背景に「大化改新」が始まる。新たな中央集権国家形成を目指した改革が実行されてゆくなかで、具体的に社会はどう変わったのか。例えばそのヒントは『日本書紀』の「雨乞い」記事にある—。文献の徹底した解読と考古資料の検討を通じ実態に迫る。
目次
- プロローグ—神々の大化改新
- 1 『日本書紀』が描く「大化改新」とは(東アジアの政変—隋・唐の建国と乙巳の変;孝徳天皇の即位と「改革の使者」;「改新詔」を復元する ほか)
- 2 「諸国」を統べる新政権—京・畿内と「評制」(難波遷都と京・畿内・国;新たな地域支配—国造支配から立評へ;地域の拠点と開発 ほか)
- 3 社会習俗の「文明開化」(「愚俗の改廃」と婚姻習俗;祓除の禁止と薄葬令;宮廷儀礼と歌木簡 ほか)
- エピローグ—大化改新後と民衆
「BOOKデータベース」 より