ヴァルター・ベンヤミン : 闇を歩く批評

書誌事項

ヴァルター・ベンヤミン : 闇を歩く批評

柿木伸之著

(岩波新書, 新赤版 1797)

岩波書店, 2019.9

タイトル別名

ヴァルターベンヤミン : 闇を歩く批評

タイトル読み

ヴァルター・ベンヤミン : ヤミ オ アルク ヒヒョウ

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注記

ヴァルター・ベンヤミン略年譜: p235-240

主要参考文献一覧: p241-255

内容説明・目次

内容説明

戦争とファシズムの時代に生きた思想家ヴァルター・ベンヤミン(一八九二〜一九四〇)。蹉跌の生涯のなかで彼が繰り広げた批評は、言語、芸術、歴史を根底から捉え直しながら、時代の闇のただなかに、何者にも支配されない生の余地を切り開こうとした。瓦礫を掻き分け、捨て去られたものを拾い続けた彼の思考を今読み解く。

目次

  • プロローグ—批評とその分身
  • 第1章 青春の形而上学—ベルリンの幼年時代と青年運動期の思想形成
  • 第2章 翻訳としての言語—ベンヤミンの言語哲学
  • 第3章 批評の理論とその展開—ロマン主義論からバロック悲劇論へ
  • 第4章 芸術の転換—ベンヤミンの美学
  • 第5章 歴史の反転—ベンヤミンの歴史哲学
  • エピローグ—瓦礫を縫う道へ

「BOOKデータベース」 より

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